藤田小四郎
【茨城県つくば市・筑波山内】

とても颯爽とした立ち姿。
のちの悲劇があるだけに、この志に満ち満ちている感が
逆に哀しくもあってしまうのですが。
挙兵したまさにこの地に銅像が建てられたことは
歴史を埋もれさせない意味もあるようで、感慨深くもあります。

慶喜サイドから見ると、あの結果は苦渋の決断でしょうが…
てか、やっぱり慶喜自身がややこしくもあるんですよね。
本人にその気はなくても攘夷の筆頭に見られたり。
大体、横浜開港だ鎖港だを本人が覆したり…。

さて余談。
この像が見つけられずウロウロさまよい歩いた時
売店のおばちゃんに「この辺りに銅像があると思うんですけど…」
と訪ねたら「誰の?」と訊かれたんですよ。
逆に聞かれるパターンは危険(笑)

所郁太郎の時と同じか…と危惧しながらも
「幕末の人で、藤田こし…」と言いかけたら
「ああ、あっち」と、あっさり返事。
えェ?!
即答できるならなんで誰の?って訊いたんだ(笑)


*

水戸人

会沢正志斎  徳川斉昭  一橋慶喜 水戸黄門


   その所さん

所 郁太郎




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