伊東正義
【福島県会津若松市・福島県立博物館そば】
総理の椅子を蹴った男
といわれる会津若松市出身の政治家。
リクルート事件で竹下登首相が辞任、その後継として総理に推されたのが伊東氏でしたが
「表紙を変えても、中身が同じではだめ」
といって就任を固辞したエピソードで有名な方です。
会津人として、この一件は非常に爽快です。
何人もの総理を輩出したことを誇れる県がある一方、
総理の椅子を蹴った人物がいることを誇れるのも面白いかと。
私の父親は選挙事務所の近所に住んでたそうで、
ご本人をよく知っていて好いておりました。
集まりに議員さんが来て挨拶する時も、同じく会津若松市出身(のちの)平成の黄門様は
自分の功績の自慢話が多く、時間を過ぎても話し続けることがあったようですが
伊東さんは驕らず、時間を守る方だったそうです。
些細なエピソードですが、人柄・姿勢が表れているように思います。
銅像はほぼ等身大サイズ。シンプルでつつましやかな像です。
知らない小学生とかが見たら、どこかの校長先生と思うかも(笑)
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会津人
新島八重 野口英世 西郷四郎 白虎隊
松平容保(1) 松平容保(2) 山川健次郎
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